那須塩原の家

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那須塩原の家

那須塩原の家

奥様が学生時代、西荻窪に住んでいたことがきっかけとなりご依頼をいただきました。
「シンプルかつクラシカルなデザイン」「積雪を考慮した設計」「自然な光を採り込みながら、風景を楽しめる窓」「大量の本の収納と庭、車3台の駐車スペースの確保」といったご要望を元に計画を始めました。
庭と車3台のスペース、そして風景を切り取る窓を、限られた敷地でどう配するかが大きな鍵となりました。
駐車スペースや庭を優先すれば、建物の床面積が減り、本などの収納にも影響します。雪の降る気候にも配慮しなければなりません。
そこで、山荘の三角屋根をヒントに、階高を抑えた1階に大きな三角屋根をのせることで、クラシカルかつシンプルな佇まいが生まれました。急勾配の三角屋根が作る縦長のヴォリュームに、本棚を設えることで建物形状が生む空間を生かした設計です。
急勾配の屋根に空けたハイサイドライトは縦長の空間に心地よく光が行き渡るよう間口を調整しています。ハイサイドライトへ抜ける視線は1階からは空に、2階からは水平方向にすることで、開口面が大きく取れない屋根面にあたる上階の圧迫感を解消しています。
今回イメージを共有する上で「西荻窪の街」で過ごした共通の記憶が、大きな助けとなりました。施主との共同作業である家の設計は、イメージを共有することがなによりも重要だと改めて感じた仕事です。

庭、駐車場が一体となり玄関までのアプローチとなっている。

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この窓により、年中安定した自然光を取り込める。

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室内から見たハイサイドライト。2階からは水平方向へと視線が抜ける。屋根面が勾配壁となり迫ってくる圧迫感を解消している。

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縦のヴォリュームを生かした本棚と吹き抜け。

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1階からハイサイドライトを見る。

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2階は三角屋根の形状をそのまま引き継いだ空間。

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階段下を利用した空調機室。一台のエアコンと換気扇により各室へ空気を送り込み空調にかかるランニングコストを抑えている。

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