ブログ

 

23. 04/03

三浦利文植物彩集展

[ 日記 ]


学生時代の恩師が5年ぶりに個展を開いたので行ってきました。80歳を超えているのですが、背筋も伸びていて溌剌とされていて、精力的に月1枚ぐらいのペースで作品を描かれているということでした。年齢というのは本人の認識によって何とでもなるのだなあと感じました。野草と神話をテーマにした幻想的な世界観でした。

23. 04/01

青森建築ツアー①青森県立美術館

[ 日記 ]

十和田、弘前、青森と廻ってきました。
十和田市現代美術館青森県立美術館弘前れんが美術館
興味深い美術館や安藤建築、前川建築、洋館など多岐に亘っていてとても全てを見ることができませんでしたが、有意義な1泊2日でした。三内丸山遺跡の一角に建てられた青森県立美術館は想像していたよりも大きく、今までに行ったことがない空間で驚いてしまい、写真や図面ではわからない現地に行く意味を感じました。奈良さんの”あおもり犬”もここにしか合わない造形物で、発掘されたという表現がぴったりでした。美術館の中の床もこれでしかないし、この敷地にはこの建物しかないと思いました。スイスでzumthorを見た時以来の素材、空間、光全てに感動してしまいました。

23. 03/20

エゴンシーレ展行ってきました:上野東京都美術館

[ 日記 ]

シーレは白い背景とはっきりした輪郭、水彩の感じが日本画のようで、好きな画家の一人です。力強い背骨の表現がとても迫力があります。
今回はセセッションのポスターも沢山来ていて、あの時代の独特な、色褪せないかっこよさを再認識しました。上野は少しサクラも開花し始め、人も大分出ていて、今年は3年ぶりにお花見もできそうでよかったです。風景写真のコーナーだけは撮影できたのでつい反応して撮ってしまいますね。ボヘミアの田舎家のスケッチもとても素晴らしかったです。つぶれた屋根の重い感じのプロポーションが少ない線で見事に表現されていました。

23. 03/17

ユキヤナギ

[ 日記 ]

ソメイヨシノも待ち遠しいですが、春に最初に満開になるのはユキヤナギですね。今年はソメイヨシノの開花が平年より10日も早いようで、ユキヤナギ、コブシ、とほぼ同時期に咲きそうです。

23. 02/28

なぜ子供部屋をつくるのか

[ 日記 ]

最近読んだ本が良かったのでご紹介します。子供部屋をどうするかというお話のときに良く言われるのは「ひきこもらないように」「玄関からリビングを通って入れるように」というご要望が一番多い気がします。親の目が届かなくなることへの懸念が大きいようです。子供の側からすると、見張られているような感じがしてしまうこともありそうです。子供が小さいうちは特に家まるごとワンルームで全てが共用部というご希望も多いですが、それでも私達はごく小さくて良いので安心して1人になれる場所が必要なのではと御提案します。限られた面積の中で工夫が必要ですが、子供達が1人で思考を巡らせることができるように、勉強することが目的でなくてもいいし、ただぼーっとできる、少しみんなから陰になる決まった自分だけのコーナーでもいいと思います。ある意味兄弟で2段ベッドというのも1人の占有面積は1畳ぐらいではありますが、自分だけの邪魔されない最少空間なのかも知れません。