玄関扉設置にともない、ステップがついていました。現場に来られる施主への気遣いもあるのでしょうが、大工さんも室内で寸法取りした物を外部に取付ける作業で繁盛に出入りする事と怪我防止(またぐ高さは、50センチ以上あります。)の為と思います。チョッとした事ですが、大工さんの腕(経験)が伺えます。

現場打合せに行くと「手摺り」があります。角も丸く面取りが施され触り心地も、絶妙。このまま、残したいぐらいです。見学に来られたときの施主を気遣って作ってくれました。良い職人さんに今回も恵まれています。

昨日、瑕疵保険会社による中間検査が行われました。防水の立上り寸法や耐力壁(構造上大事な壁）の位置、釘ピッチ等の確認をされ、無事終了しました。板張り外壁の材料、塗装色も決まり梅雨明け待ちです。

省エネ住宅にとって「断熱性能」が重要なのは周知のことですが、それ以上に「※気密」が大事と考えています。※気密とは、空気の漏れ(すきま風）を防ぐこと。

例えば、毛布にくるまっていても肩口等から冷気が入ってきては、毛布として役目を成しません。

つまり、いくら断熱材が良くても「すきま風」が入ってこないように手当てすることが必須なのです。ボルト穴からの空気の漏れも、発泡性の断熱材にて防御して貰っています。

暗いところがあるから、明るさが引き立ちます。