前回打合せ時に、提出した模型です。いろいろ考えて貰う参考に図面と一緒に預けありました。、その間、問いかけしたり、家具の採寸や気になる写真を送って貰ったりして、色々とメールでやりとりしていました。先日、約２週間ぶりの打合せでした。メールのやりとりの中から、すくいあげた要望をプランにして模型と一緒に提示。今回もお荷物になりますが、模型も持ち帰ってもらいました。図面も読めるようになってきましたので、ここからが、本番です。一緒に頑張りましょう。

３月中旬の引き渡しに向けて仕上げ工事も佳境を向えています。

個室の仕上げは基本的に、色も合わせて選んで頂いています。壁は光沢のある白を基調に一面をブルーグレーに、天井にはベージュ系の白に、枠の生成り色が調和していて柔らかい感じがとても気に入っています。

車庫室内の一枚です。天井は、屋根勾配なりに、セメント木毛板 。壁は、何処にでも棚や釘を打てるように構造用合板をそのまま張っています。ハイサイド窓から光が空間にコントラストをつけてくれています。チョッと荒々しく「男の隠れ家」完成目前です。

高円寺の美容室「blala」の１年点検を行いました。
「快適です。」との事、嬉しい限りです。設計時から「モルタル床の割れます。」と伝えてはいたのですが、チョッと気になるとの事。野暮ったくならない様に補修するには・・・(これが一番難しい）。職人さんと相談です。約100年前のイギリスで使われていたアンティーク扉の手入れは自分達でやるとの事。膨れをはがすと当時の素地が見えてきました。100年前に加工された木です。使いまわしが利くということは「すごいこと」を実感させられます。

壁のボードが張りあがると、急に現場が進んだように錯覚します。本当は、大工さんはじめ職人さんが毎日、コツコツと積み上げてくれたおかげなのですが。ありがとう。写真の建具枠には、実家にあったガラス入り建具を再利用し、ここに入れるようになっています。昔のくもりガラス（柄模様入り）は、味わいがあります。