高円寺の美容室「blala」引渡ししてから4カ月が経ちます。

「板チョコ」と命名した100年前のアンティーク扉への手入れに余念がありません。
先々月には、私も手伝い施主と共にコーキングと塗装を施し、先月には庇をつけました。
板チョコとガラス越しに見える植物がこの店の「顔」です。

「善福寺の家」引渡しから約１年が経ち、監督さんと一緒にお邪魔してきました。

何故、１年後？各季節ごとの湿度や暑さ・冬の乾燥により、建具や左官壁下地材等に収縮がおきますので、春夏秋冬を一度経験させてから再度、建具等チェックしに伺うのです。(工務店によっては、２年目に検査するところもあります）チェック内容によっては、後日改めて、職人さんと一緒に伺い手直しをします。

このように土間も自転車置き場として有効利用されています写真：澤崎

中庭の植栽も育ち、隣家の視線遮蔽と室内からの景観に一役買っています。
「善福寺の家」はここをクリックして下さい。

現場打合せの帰り道、下池のほとりのベンチを見て「大きくなったなぁ」と、今更ながら思いました。愚図っているのを送りとどけた帰り道。あるはずの無い、園からの電話があったら、すぐ駆けつけられる様にと、このべンチで時間を潰していたのが昨日のようです。もう少し、のんびり「大きく」なってくれてもいいのに。贅沢な想いです。

「向山の家」にお邪魔してきました。築15年目。設計期間も入れて16年のお付き合いになります。
奥さまはとても季節という事を大事にされていて、植栽の手入れや、花器・掛け軸にはいつも感心させられます。
建具や漆喰壁も、よい具合に「あじ」が出てきて、住まいになっていて今後もお邪魔するのがとても楽しみです。

当事務所は、私用のため本日のみの参加になりますが、「チャサンポ」明日も開催しております。この機会に、ぜひ西荻窪にお越しください。