冬は茶色で夏は青くなるノシバです。植栽を担当していただいたのは「装景NOLA」の長谷川隆明さんです。黒磯のチャウスの前庭を見て是非この庭を担当した方に頼みたいと思い、施主に探していただきました。アオダモやヤマコウバシが緑に色づくのが楽しみです。

半年経ってようやく芝の植付です。寒い時期に植えると霜でやられてしまうため、暖かくなってきたこの時期に植付を行いました。ラワンの本棚には本がびっしり収納されていました。

後々、リフォームをする事もあると思います。床材や壁は手を入れやすいところですが、天井は比較的そのまま残る部分では無いかと思います。ですから天井のデザインや仕上には、人一倍気を使っています。

突然ですが、設計の仕事は施主との共同作業です。イメージ共有の写真は何でも良いのです。たとえば部分的な写真。このドアノブ（握り玉）でレトロ的な懐かしい感じ、扉の素材感で「しっとり」とした落ち着きのある空間が好みかな。。とか。キッチンのこの写真では、ミニマムな暮らしの中にも、木の棚板があるので、北欧の感じが好み。と会話が続きます。

お互いに共通のイメージを持つ事がとても大事と考えています。

アンティークを見学に。ここ「福生」に来ました。街の所々にアメリカナイズな感じのお店がありオッとさせられます。ただサイズ感は、日本なのか、チョッと小ぶりでミニチュア的に見えて、そこが可愛いく感じるのだと思います。以前、訪れた時よりも活気が戻りつつありそうに感じます。米兵も何気に歩いており。遠くへ旅行に来ているような錯覚に陥ります。