ブログ

 

16. 09/13

検査済証が無い ②

[ その他 ]

構造躯体の調査を行いました。
鉄筋を調査しています。img_3915
調査に基づきテープにて、鉄筋位置を表示しています。現時点では、鉄筋間隔(ピッチ)までは分かりますが、大きさまではわかりません。img_3913

コンクリートを、抜き取っています。(コア抜きと言います)img_3909
抜き取ったコンクリートは、強度を計測するため、検査機関に調査依頼します。img_3917
ハツリ(削ること)機にて、余計なコンクリートを削り、鉄筋を露出させます。img_3916
鉄筋が、見えます。こんな感じです。朱筋とフープ筋です。img_3918
専用の機械で鉄筋及び鉄骨の径、厚さを計測します。img_3922
無収縮モルタルにて補修し、終了です。img_3924
今回は、飛び階毎(偶数階)で、データーをとりました。構造計算をして、建築基準法に合っているか判定します。あっていない場合、耐震補強によって基準に合わせられるか?を構造にてチェックしてもらいます。初めは、構造の証明からです。

16. 09/09

検査済証が無い ①

[ その他 ]

fullsizerender建物の用途変更の依頼を受けて調査を始めてみると、完了検査を受けて「検査済証」がないことが判明。
施主としては、「建築確認済書」があるので、てっきり全ての許可が下りているものと勘違い。
「建築確認済書」とは、建物を建てます。という確認してもらったことを証明して貰った書類です。
「検査済証」は、建築確認書とおりに建物が完了している事を証明するための証書です。この二つは、セットです。
という事は、当初依頼された用途変更申請の前に「検査済証」を交付してもらう作業から開始となります。交付してもらうために、建築当時の建築基準法に適合しているかをいろんな調査により証明するのですが、一番のネックが構造です。建築や設備は、外から寸法をとったり、目視で確認できるのですが、構造に関しては、柱や壁の中の鉄筋の径やピッチをしっかり調査しなければいけません。もちろん、コンクリート強度もです。今回は、ここからスタートです。

16. 05/09

ニシオギチャサンポー2016に参加します。

[ その他 ]

tyasanpo今年も6月がやってまいります。
101店舗の参加によるお茶を飲みながら西荻散策を楽しんでもらうイベントのお知らせです。
  • 昨年のチャサンポーの様子はこちら
    当事務所は無料相談会といたしまして、建築に関するあらゆるご相談に載らせていただいております。
    この機会に西荻窪にいらしてみませんか?ご予約制とさせていただいておりますので、メールにてお問い合わせください。
  • 15. 11/02

    全面改修

    [ その他 ]

    FullSizeRender話を頂いてから約1年。最終引渡しを10月末に行いました。外壁も含め解体、総スケルトンにした所で既存の柱、梁のサイズ・梁組を総チェック。基礎の打ち直し、柱・梁の入れ替え、補強計画を構造設計に依頼し計算の上各部材のサイズを決定しました。断熱材も水発砲ウレタン吹付を施工し、新築建物と変わりの無い仕様としています。平面計画は、チョッとした所に気を配り各エリア(キッチン・浴室・トイレ等)を配しました。使い勝手が、すこぶる良いとお褒めを頂き胸を撫で下ろしています。これから、おおがかりなリフォームをお考えの皆さん。構造と断熱計画は十二分に検討するようにお奨めします。

    15. 08/16

    断熱02 夏の家

    [ その他 ]

    FullSizeRender(17)断熱性能を上げた家の夏は「直射(熱)を入れない」の一言に尽きます。つまり熱を遮断するのです。今は、遮熱カーテンや遮熱ブラインドなる物が出ていますが、直射はガラスの外での処理が有効です。外付けブラインドやスリット付シャッター・ルーバー付雨戸等の製品も色々ありますが、一番、手軽なのは「簾(すだれ)」。とても、ローテクでシンプル 取付も簡単。ちなみに簾は、窓面から離す程、効果は上がります。ただ、台風や強風時には、バタバタしない様に取り込んだり、巻き上げたりしなければいけないのが、唯一の難点かもしれませんが、その手間にも優る効果はあります。室内温度の上昇させる熱の71パーセントが窓から入ってきますので陽射しを入れなければ室内温度の上昇を抑えられ結果的に、冷房の為の使用エネルギーを減らすことが出来ます。