前から気になっていた秋葉原の萬世橋駅跡に行ってきました。明治から使われているレンガアーチを活かしながらワーキングスペースやカフェなどが入っています。JR下のレンガアーチの倉庫は神田まで続いているので、まだまだ開発の余地がありそうです。ベルリンの鉄道下のアートギャラリーを思い出させます。ソウルでも倉庫街の建物を再利用している建物がまたオープンしたようです。ソウルのように日本橋の首都高の移動が実現したら、もっと観光地として価値が出てきそうですね。神田川に面したデッキ
ホームに上がっていく階段がそのまま残っていて、今も展望テラスに行く為に使われている。メトロタイルがと御影石が使われている。

雪から一夜明け、雪景色の中青空が広がっています。事務所隣は植栽の畑なのですが、緑の上に雪が残っていて太陽に照らされ、とてもきれいでした。この日差しだったら夕方には消えてしまうかも知れません。

こちらも内藤廣設計の虎屋赤坂店です。3階はカフェスペースとなっていて、これでもかと木が使われていました。鉄のブレースが美しい構造です。おそらく私達のように建物を見に来る人達が多いのでしょう、地下のギャラリーには1部図面（矩計り）が展示されていました。

内藤廣設計　紀尾井清堂です。コンクリートの塊が4本の柱で支えられていて、ガラスで囲ってあります。建物というよりケースの中に入った彫刻という感じでした。　

近代美術館で｢民藝の100年｣を見てきました。美術館は建築的にも見どころが多く、作品を撮るというよりも建物のディテールの記録にと写真を撮っています。空間と一体になったこの作品は去年2カ月掛けて製作されたものだそうです。こういうところが常設展のいいところだと思います。空いているし、おすすめです。