建売住宅は建具や窓枠、巾木、廻縁、家具が全てシート張りの既製品であることが多いです。新築時はピカピカで奇麗なのでそれでも良いのですが、時間が経つに連れてぶつけたりしてそのシートが剥がれてきたり、窓枠は結露で膨らんできてしまったりして、残念な感じになっています。そこでリフォームの際にフローリングの遣り替えや間仕切り変更の他に、枠も無垢材にしてしまうのはどうでしょうかという提案です。フローリングはチークの無垢材、枠、建具はラワン材で色合わせをしています。天井と壁の見切りも撤去してしまい、巾木も低く白にして壁と同化させすっきりした印象になりました。

公園の近くでお隣のサクラが眺められる敷地です。春は花で、夏は緑、秋は紅葉で季節の変化を感じて過ごすことができるような家になればと思います。緑が多いエリアということは建ペイ率が低いということで、庭樹の手入れや落ち葉対策が必要になりそうです。

こちらは年内引渡しでクロスの下地がはじまっていました。コロナの影響で建具が入るのが遅れたり、給湯器や什器の遅れもあり大変でしたが、なんとか目途が立ちました。

解体が始まりました。基礎が思ったよりしっかりしていて一安心です。耐震補強は基礎の状態によって工事費がアップすることがあり、開けてみないと図面だけではわからない部分です。

寒くなってきて、エアコンの効き具合を見るために約2年ぶりに那須にお伺いしました。庭の植物が大きくなっていて、ローズマリーも見事でした。外気温が7度ぐらいで、エアコン設定25度、床の温度が平均大体18度でした。1月2月にはもう少し下がるのでその時どうなるか、またお伺いする予定です。